文化・景観

地域の文化景観を後世に継承する。

伝統や文化、地域の中にある景観は、人々の心のよりどころとなる大切な資源です。しかし、高度経済成長の過程で、私たちはその価値を見失ってしまったと思われるところがあります。ポスト現代社会の今、その価値を再発見・再確認することの重要性に人々は気づきはじめ、継承していく意識が高まっています。政創研は、熊本大学内の文化財のミュージアム化構想計画の作成・提案をはじめ、これまで学内外での文化・景観に関するプロジェクトに取り組んできました。そして現在は県内の棚田の景観や、地域内にある文化的景観資源を守り、活かす取り組みに関わっています。

取り組み事例

山都町での文化的景観保全の取り組み

山都町での取り組み上益城郡山都町の通潤橋とその周辺の白糸大地一帯の棚田景観は国の重要文化的景観に選定されています。地域が誇る歴史・文化的資産です。このような地域にある資源は、それを守っていく過程で、地域の方々が地域をマネジメントするために必要な力を出し合うよりどころになります。

地域資源としての五高記念館の活用整備研究

地域資源としての五高記念館の活用整備研究平成17年に国の重要文化財であり、熊本大学の象徴でもある五高記念館をはじめとする赤レンガ建築の数々を活用していくための方策について検討し、熊本大学が有する有形、無形の知的文化財の整備活用の方向性を「熊本大学ユニバーシティ・ミュージアム構想」として取りまとめ、具体的な計画を提言しました。この提言は、第一期五カ年計画として平成18年度から熊本大学の正式なプロジェクトとして採用されました。